【おしりを締めても効かない?】助産師が教える、尿もれ予防の本当のポイント

助産院りらまる

40代を過ぎた女性の2人に1人が“尿もれ”を経験しています

尿もれの主な原因
  1位:加齢
 2位:骨盤底筋・筋力低下
 3位:出産
 4位:肥満
 5位:そのほかの原因

※2023年・花王フェムケアラボ調査より

40代以降は更年期を迎える時期で、女性ホルモンが減り、筋力の衰えや自律神経の不調が起こりやすくなります。

でも実は、尿もれは40代だけの問題ではありません。

P&Gジャパンの調べでは、20代からの経験者もいるとのこと。

咳やくしゃみ、笑ったときなどに漏れちゃうの

重いものを持ったり、こどもと縄跳びしたときに「あっ💦」と焦る

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尿もれは「隠れ悩み」

最近では、ドラッグストアでも“軽失禁パッド”が生理用品の隣に並ぶようになりました。

テレビCMでは30〜50代の女性が起用されているので、幅広い年代の方が悩んでいることがわかります。

これって治るのかしら?

できれば改善したいです!

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尿漏れは人に相談しづらいテーマでもありますよね。

「どうしたら改善できるの?」と思っても、正しい方法を知らないままの方が多いのではないでしょうか。

「おしりを締める」はNG?

お尻の穴を絞めるようにすると良いって聞いたことがあるわ

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実はこれ、女性にはあまり効果がありません💦

なぜなら、女性には尿道と肛門の間に“腟”があるからです。

おしりだけを締めても、間の『腟』で緩和されて、尿道には力が伝わらないんですね。

あとは、お尻の筋肉が反応しているだけで“締まっていない”ということもあるんです。

正しく鍛えるには「尿道をキュッ」と締める動作が必要

尿道をしめる感覚は…
昔はいていたズボンがあと少しで履けそう!”というときの動きに似ています。

お腹の奥を下から上に引き上げながら、下腹部をへこませるように意識してみましょう。

おまたの部分から下っ腹に向かって引きあがる感覚はありますか?

この動作が、尿道をキュッと締めるトレーニングになります。

すき間時間でできる「引き上げ習慣」

・座っているとき
・立っているとき
・寝転がっているとき

いつでもOK!
あとちょっとでズボンが履けそう」なイメージで下腹部を引き上げてみましょう。

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歯みがきの時間にやってみるのもおすすめです🪥

体に感覚をインプットすると、だんだん反応しやすくなっていきます。

ゆるく、でも続けよう

こんな地味な運動で引き締まるのかしら?

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実は、この地味な運動をコツコツ続けることが大切なんです。

尿もれの原因となる筋肉は、鍛えたからといっても直ぐに効果が出てこないという特徴があります。

また、普段はあまり使わなくなってきている筋肉でもあるので、なかなか反応しにくい場合もあります。

なので、1日数回、気づいた時に“引き上げスイッチ”をオン!にしてあげてください。

そうすることで、筋肉を呼び覚ます!

こういった毎日の小さな積み重ねが、将来の安心につながります♡

まとめ

  • 「おしり」より「お腹の奥」を引き上げて、きついズボンを履くイメージで行いましょう。
  • やらなければ衰えるだけです。やるからこそ現状維持&改善が期待できます。
  • 尿もれが原因でやりたいことを諦めたり、外出できなくなっているなら、早めの受診をおすすめします。

※最近の泌尿器科には女性医師もいらっしゃいます。

歯みがきや台所仕事など、なにかの“ついで”に行うことで、習慣化されます。
ぜひ、お試しくださいね!

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