つわりの原因がわかっても、つわりはなくならない
数年前、つわりの原因となるホルモンが解明されましたね✨
そうは言っても、つわりがなくなるわけではないので、つらい方も多いと思います。
今回は、そんな「つわりのつらさ」と「対処法」についてお話しします。
つわりは人それぞれ
つわりには本当に個人差があります。
そのため、なかなか理解されにくい症状でもあります。
「気持ちの問題でしょ」なんて言われたら、本気で泣きたくなりますよね。
一方で、「つらい」と言って診断書をもらったまま通院せず、休職目的で受診される方も実際におられます。
つまり、人によって感じ方も、受け止め方も違うんです。
医療者が軽度だと思っても、当の本人はとてもつらいこともありますし、逆に入院が必要なほどの人が「頑張りすぎてしまう」こともあります。

つわりの重症度を判断する目安
以下のように、状態を段階的に見ていくと分かりやすいです。
- 食欲はないが、ゼリーやスープなどは食べられる
- 体がだるいけれど、動ける
- 食べると吐くが、水分はとれる
- 動作がゆっくりになるほどだるい
- 水分摂取も難しい
- 起き上がるのもつらい
- 1日の尿の回数が減ってきた
青:軽め / 緑:中等度 / 紫:重症
…という目安で考えますが、これはあくまで目安です。
たとえ「軽め」と言われても、本人にとってつらいならそれが真実。
「このくらいで…」なんて思わず、我慢せずに受診してくださいね。
車酔いのようなつわり
つわりのつらさは、まさに車酔いや船酔いがずっと続くような状態。
軽度であっても、これが毎日続くのは本当に大変です。
つらいときの対処法
- 次の健診を待たずに受診を!
点滴で体が少し楽になることもあります。 - ツボ刺激で吐き気をやわらげる
手のひらと手首の境目から指3本分下にあるツボ(内関)が効果的です。
車酔いにも使われるポイントです。 - 体を温める
冷たいものが食べやすいですが、胃腸が冷えるとつらくなることも。
湯たんぽなどでお腹まわりを温めてみましょう。 - 手首・足首の冷え対策
レッグウォーマーやハンドウォーマーもおすすめ。 - 香りの力を借りる
柑橘系の香り(オレンジ・グレープフルーツなど)は気分転換に◎
そして何よりも、横になって休むことが一番の対処法です。

🧸上の子がいるママへ
上の子がいると、「休む」ことが本当に難しいですよね。
もしお昼寝の時間があるなら、一緒に寝てみるのはいかがでしょうか?
つらいとき、自分に余裕がなくなります。すると、普段は叱らないことでも叱ってしまうことや、感情的に怒ってしまうこともあります。そんな時は、どうかご自身をせめないで。
こどもはビックリして泣いてしまうかもしれないけれど、決してあなたを責めてはいません。
そういうときは、一呼吸を置いて「ごめんね」と伝えつつ、ご自分が限界近い状態であることを知ってほしいと思います。
自治体によっては一時保育やファミリーサポート、ベビーシッターなどの制度利用や補助が使える場合もあります。お住まいの地域の子育て支援課などに相談してみましょう。

まとめ:つわりは「頑張る時期」ではなく「休む時期」
つわりは“病気”ではなく、妊娠による自然な反応。
でも、それを「我慢するしかない」時期にしてはいけません。
「水分がとれない」「尿が減ってきた」ときは、迷わず受診を。
あなたの体と赤ちゃんを守るために、遠慮せず助けを借りてくださいね🍀

